わかった引き受けよう…この作品、アラフォー男子に突き刺さる!
老練な一流暗殺者が異世界に転生!?
序盤は育成と準備フェーズが続きますが
それがあるから後半の“覚醒”に説得力があります。
前世でのあらゆる技術、記憶をもとに現代技術の錬成
用意周到な作戦を仲間とともに組み上げていく、異色の物語!
「異世界転生で最強」というテンプレを
独自の視点から切り込んだ意欲作!
- バトル要素濃いめのシリアス異世界モノが好き
- クール系主人公が成長していく物語に惹かれる
- 勇者=絶対正義ではなく特異点という設定方針が好き
そんな方にこそおすすめしたいのが、
『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』です。

コルゴ13の名エピソードといえば「海へ向かうエバ」

萌えキャラ的には行橋由美子さん推しでしたが調べてもまったく出てこない…
あらすじ(ざっくり)
“世界一の暗殺者”として任務に生きてきた冷血なる男であったが
寄る年波には逆らえず
暗殺稼業からの引退を決意した。
しかし最後の任務を果たした後に
エージェントから後始末という形で裏切られてしまい、命を落とす――。
だが次に彼が目覚めたのは、異世界の貴族の家。
転生先で神から託されたのは、
「人類の希望である勇者を殺す」という前代未聞のミッションだった──。
個人的に推せるポイント!
元暗殺者ならでは、何年もの時間を費やすレベルの
絶対強者に対する用意周到な作戦。
その過程でルーグが初めて体験する
友情、愛情といった感情へに対する戸惑いが、読者にも新鮮です。
絵柄も丁寧で好感触!
ルーグや男性陣のカッコ良さも
女性陣の可愛さもバッチリ決まっています。
そしてスパイ&暗殺モノでは定番ともいえる“男と女“
ラブロマンス要素も控えめながらしっかりと効いていて
例えるなら16禁版の007、ゴルゴ13のよう。
ホンモノのようにねっとりし過ぎてはおらず
それでいて勇気と自信を持った男女の駆け引きも良いアクセントとして
読者の没入感を良い感じに高めてくれます。
- 丁寧な絵柄でキャラもカッコかわいい
- 異世界×暗殺者という独自ジャンルが新鮮
- スマートかつ冷静な主人公がカッコいい!
- 暗殺術×魔法というバトル描写の完成度が高い
- 勇者=敵という逆転設定がシビれる!
容赦ない戦略と圧倒的な力が交錯する、
「大人向け」な異世界アクションを堪能できます。

絵がかなりきれいなので思わずドキドキしてしまいます

感情の駆け引きが特にこの作品の大きな魅力ですね
少し気になるかも?
- 圧倒的な力に限られたリソースで立ち向かうため無双薄め&準備期間が多め
- 殺伐とした世界観が苦手な人には重いかも
- 主人公の倫理観が“現代的”ではない場面も
その分、ライト寄りの異世界作品とは明確に違い
“硬派でスリリング”な物語を求める人には◎。
まとめ:戦いは始まった時に決している
異世界転生に“暗殺任務”という異色の目的を与え
ダークな世界観と知略戦で引き込むとにかく完成度の高い一作。
ただの強さだけじゃなく
「任務を遂行するプロ」としてのプロの美学が光る異世界アクションです!
✅ ゴルゴ13や007が大好き
✅ 良作画&かわいい女子が好きだ
✅ クールな異世界転生モノが好きな人向け
✅ 戦略・知略・魔法のバランスが良い
✅ 少年漫画的バトルとは一線を画すシリアス感
「正義とは何か」
「使命とは何か」
そんな問いを含んだ異世界転生作品、
『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』をぜひ手に取ってみてください!
個人的評価:★★★★☆(4.9/5)

アニメ版のマーハさんの仲間たち(※かわいい)があまり出てこないのがちょっと残念です

アニメ版も作画がきれいですよね~
作品情報
- タイトル:世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
- 原作:月夜 涙
- 漫画:皇 ハマオ
- 出版社:KADOKAWA(角川コミックス・エース/ヤングエースUP)
- 巻数:既刊8巻以上
- メディア展開:原作ライトノベル、アニメ化済み、コミカライズあり