【死に戻り、全てを救うために最強へと至る】待ち受ける絶望をぶち壊す決意と変わらぬ絆が胸を打つ!異世界死に戻り譚

友情！愛情！この作品、アラフォー男子に刺さる！

すべてが失われた世界線から死に戻った青年主人公が
不屈の闘志で運命を覆すお話です。

そんなあなたにぜひ読んでほしいのが、
『死に戻り、全てを救うために最強へと至る』です！

ちなみに現状の表現では死に戻りとはいえ
与えられた機会は一度きり。
（つまりスバル君のようにリセット目的で崖から飛び降りるようなマネはできません）

絶望の記憶とともに
再戦（リトライ）の機会を得た主人公。

それらを乗り越えた先の新たな困難へ
以前と変わらぬ良き仲間たちとともに突き進んでゆく、
そんなアツい見どころの多い作品です。

主人公・エリックは、村を襲ったモンスターの大襲撃を皮切りに
両親、幼馴染、親友、そして恋人もすべてを立て続けに失い
絶望の中で命を落としてしまいます。

だが目覚めると、彼は“生まれた時”の赤ちゃん
かつての惨劇の始まりでもある
大襲撃から数えて16年前に、時間が巻き戻されていた。

つまりは
16年後に同じ悲劇が訪れ、そこからすべてが失われる――。

エリックを愛する以前の同じ父と母を前に…
赤子のエリックは惨劇を回避するチャンスだと猛烈な鍛錬を続け
来たるべく絶望の幕開け“成人式に起こる大襲撃“へ向けて力を蓄える。

すべてを救うため、
二度と同じ悲劇を繰り返さないため
仲間を巻き込んだ運命への反逆が始まります！

あらすじの詳細を見る（ややネタバレあり）

エリックは絶望を知るからこそ
後悔、自責とひたすら鍛錬にぶつけます。

彼が得た力とは特別なスキルでもチートでもなく
それは後悔と希望が混ざるような転生者ならではの原動力！

やがて再来の大襲撃に対峙したエリックは
それがただの事故ではない
強大な何者かによる筋書きの一部であることを知ります。

“死に戻り“は奇跡の機会ではあるものの、むしろ苦しい。
大事な人たちとの関係のリセット。
だからこそ、彼の成長には「痛み」と「意味」がある。

再び訪れる運命の出会いと人間関係
変化の起こる未来と
終始、脳裏をよぎる不幸の結末…

それらを力と知恵と人間力でねじ伏せていくリュックの姿は、まさに王道ヒーロー！

「記憶を持って再び生まれた人間関係」を、
“痛みと犠牲の重さ込みで描いている”点が大きな魅力です。

現段階では他人であるはずの元・仲間に対して
「（前世で）俺が信じたお前を信じる」一本気なリュックと
違和感を感じながらも彼を受け入れる仲間たちとの交錯、変わらぬ絆が熱い。

爽やかな男気の中に混ざる泥臭い反骨精神、
アラフォー男子にはたまらない主人公ではないでしょうか！

邪教徒おじさん

チョイ刈り上げでキツ眼はなかなか新鮮ですね

金髪ロリ騎士

闇を抱える好青年！

異世界モノではめずらしく
背負っているものがかなり重いです！

エリックの気持ちを汲んでみると
終始気の抜けない状況と予期せぬ展開。

その運命へひそかに立ち向かう姿勢、
生真面目な好青年に影を落とすダークヒーローは
エリックという人物像をとてもよく引き立てています！

誰にも感謝こそ出来ない、生前と変わらぬ友情、絆、
かつて失った大切なものを再びこの手で掴み絶対に離さないという固い決意――
そんなエリックの静かなる闘志がとにかくアツい作品。

内容は全体的に暗めの雰囲気ですが
だからこそリュックの
一本気な正義漢がズバッと光る超真面目な作品！

✅ “死から生をもぎとる”作品が読みたい
✅ 誰かを救うために“命を賭ける”主人公に弱い
✅ 苦難と希望の積み重ねがある異世界ファンタジーを探している

そんなあなたに、
『死に戻り、全てを救うために最強へと至る』は強くおすすめできる作品です！

個人的評価：★★★★☆（4.7/5）

邪教徒おじさん

死に戻りはある意味「ピンチをチャンスに」の最高形ですね

おじさんオーク

チャンスがピンチになったことなら何度かあります